Kevin Yost exclusive interview 特別独占インタビュー

-初期のディベロップメントについて

K:僕はすごく若い頃から音楽に関わってきたんだ。 一番最初にDJをはじめたのはハイスクール時代のパーティなんかで、 仲の良い友だちなんかのバースデイパーティとかね、、あれはたしか 自分が13、14才頃の事だよ。そしてそういう活動が成長していった 延長に、80年代半ばにハウスミュージックにであったんだよ。当時仲間達と 地元ウエインズボロから、わざわざバルティモア〜DCまで遠出して、レコードを 買いに行ってたよ。どんどんとハウスミュージックってのにハマってったんだ。 それからもずっとスキルアップしながら成長し、皆がバンド活動をするように 自分も地元でDJ活動し、機材を持っていっては、カレッジパーティをはじめ、 沢山のクラブイベント、それにウエディングパーティなんかでプレイしてたんだ。 あの頃は本当に若かったよ。バイトで稼いだお金は全てDJ機器、スタジオ機材に 投資しっちゃったよ。まだその頃はカレッジの合間をみて、趣味みたいナ感じで やってたんだ。それからもずっと活動していって、どんどん成長し、そんな 時にいろんな所へデモを送ったんだ。そしてその中で唯一連絡をくれたので、 今日のiRecordのマネージャーだったんだ。それを機に彼らと契約し、 96年頃から本格的にプロとして活動しはじめたんだ。彼ら以外にもフランスの ガイダンスレコードともライセンス契約をして、2枚のEPもだしているよ。 あの当時は、iRecordとガイダンスレコードが、お互いのプロダクション をよく分かっていなくって、少し可笑しかったけど。それが結果的には 違うタイプのリスナーマーケットにヒットしたんだ。

一番影響を受けたアーティストと曲について

K:今まですごく沢山の人の影響を受けて来たよ。だけど強いて 一人名前をあげるならば、ペーパークリップ・ピープルのEP "THROW"だよ。僕にとってあのトラックは、ハウスミュージックを 明白に定義する重要な作品なんだ。すごくいいグルーヴに、沢山の ハウスの要素を含んでいて、自分が思うにあのトラックがハウスそのものだと。

ケヴィンさんにとって、ハウスミュージックとは、

K:自分にとってものすごく多くのパートを占めているよ。 僕自身のメインはジャズに重きをおいていて、すごくインタレクチャルで 沢山の意味を包有するものなんだ。それ自体に対する気持ちを言葉で説明する事は すごく難しいよ。それは”ミスティカル”なものだよ。


- 今までのベストワークを教えてください。

K:う〜ん、自作では多分98年にリリースした”One Starry night”と、 97年にリリースした、Dreams of you”だと思うよ。 特に”One Starry night”に関しては、発表するずっと前から 構想があっても中々実現出来ずで、翌年にようやくリリース出来たんだ。 リミックスワークでは、Karen Ramirec Loking for love と、Everything but the girl ”Five Fathums” だよ。 そもそもこのプロジェクトはうちのマネージャが仕事をとってきてんだ。 向こうからの名指しでもあったみたいだよ。あらゆるビジネスサイドの事はあちらで やって、僕はプロダクションに専念できたんだ。


- 今後のリリース予定をお聞かせください。

K:次ぎにリリースを予定しているのが、”スモールタウン アンダーグラウンド2”なんだ。 最初のシリーズが99年に発表されていて、かなり違った雰囲気に仕上がっていると思うよ。 1作目で多くのリスナー達の耳をオープンをさせる事が出来たから、特に普段家とかで、 ダンスミュージックを聴かない人たちにね。。だけどダンスミュージック自体が99年に 比べ、より進化していると思うし、次作のリスナーの反応が楽しみだよ。

Supported by Josh Child,Space Lab Yellow, Interviewed & Text by Jun Ide
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