アメル・ラリュ−
クリシェ 特別 独占 インタビュー Cliche exclusive interview

[クリシェ インタビュー]
Cliche exclusive interview/Urban groove network
[Supported by senecio / Intervied by jun ide ]

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●幼少時代から音楽に関わって来た経緯についてお話いただけますか? 

普通に歌謡曲もテレビなどで馴染んでいましたし、ごっちゃまぜの音楽感はきっと昔からです。 ごくごく一般的な子供だったと思います。 活動開始のきっかけになったのは某レコード会社でやっていたネットオーディションです。 そのとき世の中は「女性ディーバブーム」などと言われていて、歌う女性が溢れていましたが それを聴いてたら「自分にもできそうだなあ」と安易な理由で、オーディションに曲を創って送ってみたんです。 そしたら準優勝などをいただいたりして、気が付いたら音楽にずるずるのめりこんでいました。

●歌う事以外、ピアノ等楽器もレッスンを受けたりしたのですか?

ピアノは幼少の頃強制的にやらされていました。いやいやだったので身にはついてないですが、譜面が読めるようになったのと、音楽に親しむ機会が昔からたくさんあったのは恵まれていたと思います。

●学生時代にバンド活動とか沢山したのですか?

音楽をやっている人の大半が学生時代からなどバンドを始めて…というケースが多いと思うんですが、オーディションに送る曲を創ったのがきっかけで音楽を始めたのでバンドの経験がないんです。 始めたのが23歳ごろですから、周りのミュージシャンに比べて音楽歴は圧倒的に短くて いつもいろんなことを教えてもらっています。

●ルーツとなるような、リスペクトするアーティストなどがいたら教えてください。

ヴォーカリストですと、個性的な熱すぎない、ノイズをたくさん含んでそうなヴォーカルのAmel Larrieux 、Les Nubians、Erykah Baduなどが好きです。 ルーツは70年代のブラジルものからかなり影響を受けてるかと思います。Flora Purim、Airto Moreira、Milton Nascimentoなど。 今でも刺激をもらっているのはArto LindsayとSavath + SavalasのときのScott Herren。生楽器とエレクトロな部分の使い方、エディットなどが本当に大好きです。

●アマチュア時代から、本格的なプロとして 活動するに至った経緯、
そしてご自身のターニングポイントについて


音楽をやっているとどうしても音楽をやっている知り合いが増えてきますが、対する姿勢というのが人それぞれだと思います。 周りが動くのを待って、自分ではあまり何もしない人がたくさんいるんですよ。 歌は歌えるけど作詞作曲できないとか、所属事務所やレーベルが決まらないとかいろいろな理由をつけてみて。 それが物凄く嫌で、それならば今できることは全部自分でやってやろうと思いました。

●自身がシンガーとして、何かを表現したいと切実に思う時、
どんな風にインスパイヤーされて新しい曲を創作するのでしょうか?


大きな感情が自分の中で動いたときが多いです。 空を見たら物凄く月が大きくて綺麗だったとか、楽しかった一日に日が暮れていくのが哀しい、など、感情と一緒に映像が見えたとき世界が広がっていく気がします。 それと人間関係の中からでてくるいろいろな感情が絡んでいます。

●サウンド担当の平出さんと「Cliche」結成の経緯について

音楽を始めるきっかけになったオーディションで賞をいただいたものの、あまりにも自作のデモ音源がしょぼいのでアレンジャーとして紹介されたのが平出です。 いろいろ作業を続けるうちに、平出も作詞作曲をしていて、お互いの表現に足りないものをお互い持っていたので、一緒にやるようになりました。

●約2年前にデビューアルバム『にごり』をリリースされましたが、
そのコンセプト「音響+ブラジル+歌謡+ヒーリング」について


ヒーリングは打ち消し線入ってるんですよ。当時「癒し系」が巷にたくさんで、それには属したくなかったんです。天邪鬼、ひねくれものです。 音響、ブラジルはクリシェ両名が好きなジャンルで積極的に取り入れてきたものですが、普通に小さい頃はテレビでアイドルやアニメを見て育ってきた子供でしたから、歌謡曲をぬぐうことはできないかな、という。

● 『にごり』の中で、一番思い入れの強い曲について

どれもいろんな複雑な思いが個人的にはあるのですが、平出とは製作中本当に激しい言い合いになります。 個性のぶつかりあいだと思うんですが、特にあげていただいた「最果て」と「心の闇」は激しかったです。 少しでもその成果がでてよかったと思います。 「蜜」は比較的あっさりいきましたが、クリシェらしいポップスにできたので気に入っています。

●去年の11月『an optimist』をリリースして、JWaveの人気投票などで 話題になった、エレクトロニカ色の強い、クオリティ高い作品だと思いますが、 そもそものアルバムコンセプトについて、教えてください。

捻りのあるポップスが理想です。聴く人によって変化すればいいなと思います。 ヴォーカルを主に聴いていれば歌ものとして比較的すんなり聴くこともできるし、コードや音響など細部に耳を傾ければ遊びや仕掛けを感じるような。 音響をとりいれてる音楽のほうが実験的であったり、聴いていて発見や面白みを感じることが多く、以前から二人とも好きなジャンルです。いつも表現には試行錯誤ですが、ひとつは平出のプログラミングの技術が向上したのがあるかと思います。前までどう処理していいのかわからないものが、思っていることを形にすることができるようになったこと。 でも機械に頼りすぎて空気感のない音楽は好まないので、頼りすぎないように気をつけていきたいと思っています。

●1stの『にごり』から、約2年間あいての発表ですが、今作では前作と比べて、
音楽的に、精神的にどのように変化したと思いますか?


1stとしてまず作品を形にしたことで、自分自身のなかで大きな線がひけたと思います。意識的な変化というか。 やはり聴いてくれるひとあってであってのものであると。 今回は選曲やMIXなど、聴いてくれる人たちのことを意識して制作を行いました。

『an optimist』の中で、一番思い入れの強い曲について

初めて創って、いきなりオーディションに送った曲が「にごり」だったんです。そのときレコード会社から紹介されたアレンジャーが平出だったので、「にごり」はクリシェにとっても、自分の音楽制作にとっても始まり曲ですから、思い入れがあります。

●デビューアルバムのタイトルでもあった『にごり』が4曲目 の
タイトルになってますが、今回それをフィーチャ−した理由とは?


クリシェの始まりの元となった曲だったので、世間に出す1作目としての題名として案外平出との話あいの中ですんなり決まりました。

●今回レコーディングで一番印象に残った事、また苦労した点など?

録音は各自パートを担当者が自宅で行っているんですが、自分はハモリのデータなどがすごいトラック数になってしまって、多重録音に苦労しました。 バックトラックも加えてすごいトラック数なので、何よりMIXを行ってくれたtap3さんには嘆かれるほど苦労かけました…。

●活動してきた約5年間を通して産まれた、ヤナギダさん自身の作品の中で
一番大好きな曲についてお聞かせください。


どれも時間をかけて創ってきた曲なので愛着がありますが、オプティミスト収録曲の「にごり」、「兆し」1stの「蜜」「最果て」です。

●セネシオというレーベルですが、これはクリシェのために作った
自主レーベルなのでしょうか?


どこかとの契約を待って、月日を過ごしていくたくさんのバンドを目の当たりにしています。 曖昧な話などは多数ありますがが、それらをあてにしていても前に進まないので自分たちできることから初めていこうと思って設立しました。 自主レーベルにこだわっているわけではないので、よいレーベルがなればお世話にもなりたいですし、嗜好のあう方がいればセネシオからリリースということも考えています。

●今後のライヴ活動、新作アルバム予定などがあれば、教えてください。

音源は随時制作中ですが、まだ日程などはたてていません。 ライブは現時点で決定しているもので、6月18日に吉祥寺のBARDROPで行うものがあります。 単発でイベントなどに参加することもあるので、是非Webページをチェックしてみてください。

●ファンの方にメッセージをどうぞ。

いつも応援してくれるみなさま、どうもありがとうございます。毎回ライブに足を運んでくれる人も、遠くからメールなどで激励してくる人も、みんなに感謝しています。 こういう場でないとそんなこと言えませんから、改めて「ありがとう」。

●How does music make U feel?

日常生活のなかで、例えば部屋でゆっくりと聞く時、ライブで歌う時、 インスピレーションを受けて、新しい曲が産まれる時、 音楽はヤナギダさんにとって、どんな気持ちにさせますか? 音楽は私を解放する気がします。 普段の自分は人見知りでどちらかというと塞ぎがちな性格ですが、ライブで大勢の人の前で歌ったり、歌うための曲をつくったりすることで、世間との繋がりの帳尻を合わせているというか。 今の自分にはなくてはならないものです。

[Supported by senecio / Intervied by jun ide

●cliche(クリシェ)プロフィール

サウンド担当の平出雅人と、ヴォーカルやなぎだが主軸の音楽ユニット。
作詞作曲は両者とも手がけ、サウンドはエレクトロニカと生楽器を共存させた酩酊感を持った緩やかなポップス。 2002年12月にファーストミニアルバム「にごり」を発売してから、2年ぶりの作品となる8曲入りのミニアルバム2004年11月に「an optimist」を発表。 都内を中心にライブ活動も展開中。

●フューチャー・エレクトロニック・ミュージック

肌からじんわりと浸透していくような毒。
耳にするたび深みを増し、新しい音を発見するだろう。

●セカンドミニアルバム「an optimist(オプティミスト)」について

トラックはAcidJazz、音響、ポリリズムなど、様々なテクスチャーが織り成していく。そんなアブストラクトな音楽でありながら、「歌」を軽視しない。苦味を含んだ詞世界は、辛辣でもなく軽薄でもなく語りかけ、細く儚げに伸びる歌声は、時に力を得てくっきりと輪郭を現す。 アコースティックによるオーガニックな空気と、エレクトロニカの浮遊感が適度な温度を生み出し、夜の闇に溶けるような空間が心地いい。

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